パーソナルトレーナー資格について


パーソナルトレーナー資格といっても国で定められたパーソナルトレーナー資格というものがないのが現状です。極端な話、「私はパーソナルトレーナーです。」と言った時点で資格がなくてもパーソナルトレーナーになれてしまい、法的にとがめられることはありません。

ただし、人の身体を一対一でパーソナルトレーニング担当する以上、専門性の高い知識は必需ですので、その判断する基準としてパーソナルトレーナー資格取得しているかは重大な判断材料になります。たしかにパーソナルトレーナー資格を持っているからといってダイエットを成功させられるとは限りません。だからといって、パーソナルトレーナー資格がないのにパーソナルトレーニング指導しているというのは自動車免許の無いタクシー運転手や資格のない医者が医療行為をしているようなものではないでしょうか?

現在のトレーニング業界、フィットネス業界においてパーソナルトレーナー資格は取得していて当たり前と考えるのが無難でしょう。パーソナルトレーナーやダイエットトレーナー、ボディメイクトレーナーと名乗っているにも関わらず、パーソナルトレーナー資格取得してないこともあるようです。担当トレーナーが付くダイエットジムやパーソナルトレーニングジムでは代表トレーナーしかパーソナルトレーナー資格を持っていなく他の担当トレーナーはパーソナルトレーナー資格がなかったということもあるかもしれません。

車の免許を持っているからといって、車の運転が上手いとは限りませんが、免許もないドライバーが道路でタクシー運転していたらどうでしょうか?また、医師が国家資格を持っているからといって腕の良い名医とは限らないのという発想にも似ているともいえます。

一般にはパーソナルトレーナーと名乗ってパーソナルトレーナーを仕事としている人は下記の資格をどれか取得している場合が多いです。


これらの内容は基本的には大きな違いはないとみてよいかもしれません。どこも基本的にはアメリカスポーツ医学会のガイドラインを軸にした内容になっているからです。

またこれらの資格の中には本場アメリカでも同じ協会がありアメリカで取得することもできますが大きな内容の違いはありません。日本語で学ぶか英語で学ぶかの違い程度といってもよいかもしれません。

パーソナルトレーナーと名乗る以上、他人の身体を預かるわけで、トレーナーとして最低限の知識レベルの確認を資格認定や資格合格という形を通じて行っているにすぎません。

なので資格を持っているパーソナルトレーナーなのに、他人をダイエットさせたりモデル体型にボディメイクできるとは限らないのです。

これはちょうど医師業界に近いともいえます。大学を出て医師の国家資格を持っていても、いきなり診断や手術はできません。何年もの研修医を経て、やっと患者を診れる一人前の医師になっていくものです。特に難しい手術ができるようになるには、それから10年単位の修行が必要ともいわれています。

資格取得しているといってもパーソナルトレーナーとしての現場指導経験が少ないのでは、パーソナルトレーナーを頼る立場としては不安です。

資格はいち通過点、それ以降一生学んでいく気持ちこそパーソナルトレーナーの気質的資格ともいえるのかもしれません。

パーソナルトレーナーと名乗っている以上、上記に代表される公的な団体のパーソナルトレーナー資格を持っていることは、前提中の大前提といえるでしょう。

だたし、1点注意が必要です。●●トレーナー協会や●●ボディメイク協会とか、自分で社団法人を設立し自分が理事になり、資格認定講座を作り、いかにももっともらしい公的協会からの認定の指導者資格をうたっている場合もあります。社団法人といえば、近年、法人設立要件が大幅に軽減され、だれでも社団法人を作れるようになりました。ご存知のように、そのため社団法人は不正温存の代名詞といわれるまでになってきています。(詳しい情報はこちら)。設立してまもない協会や社団法人はそれに当てはまる率が高いともいえます。株式会社であれば、株主やマーケットからチェックを受けるが、社団法人は外部からのチェックが効かず、情報公開も不十分という問題もあるようですし、社団法人だと普通の株式会社や有限会社より、お客さんが安心してくれる風潮も背景にあるようです。最近設立された社団法人に資格詐欺などに巻き込まれることもある可能性も否定できないので注意が必要です。